珠玉の名作映画として呼び声の高い、フランス・アメリカ合作映画『レオン』。
その『レオン(完全版)』を実際に見たので、内容と感想をまとめてみました。
また、完全版とオリジナル版の違いについても調べてみました。
まだ観ていない方はネタバレになるので、ご注意ください。
レオン(完全版)ネタバレと感想!
公開年:1994年(日本では1995年)
監督、脚本:リュック・ベッソン
キャスト:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン
リュック・ベッソンのハリウッド初監督作品。
予想を上回る大ヒットと批評家からの高評価でリュック・ベッソンの代表作にもなった作品。
ちなみに、今ではトップスターのジャン・レノとナタリー・ポートマンもこの作品が代表作となりました。
では、内容をまとめてみたいと思います。
ネタバレになるので、まだ見ていない方はご注意を!
レオン(完全版)内容のネタバレ
ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民のレオンは、プロの殺し屋。
彼はレストランの店主という表の顔を持つイタリア系マフィアのボス、トニーを介した依頼を完璧に遂行する日々を送っていた。
ある日、「仕事」帰りのレオンはアパートの隣室に住む少女、マチルダと知り合う。
マチルダは実の父親であるジョセフ、義姉のジョアンからも虐待を受けており、義母のマージからはまるで関心を向けられず、幼い弟マイケルにしか心を開けない状態だった。
マチルダはレオンにこう聞く。
「大人になっても人生はつらいの?」
レオンはこう答える。
「つらいさ」
そんな中、マチルダの父・ジョセフが麻薬密売組織の「商品」を横領したことを見抜いたスタンスフィールドとその一味がアパートに乱入し、スタンスフィールドは家にいたジョセフ一家を容赦なく射殺する。
ちょうど、マチルダは買い物に出かけていたため、難を逃れていたが、帰宅途中に家族が射殺されていたのをすぐに察し、涙ながらに「中に入れて」とレオンに助けを求める。
レオンは戸惑うが、マチルダを中に入れて、保護する。
家族がいなくなったマチルダは住む場所もない。
レオンに「ここに住まわせてほしい」と。
レオンは最初は断るが、しぶしぶ受け入れています。
そして、マチルダは溺愛していた弟の復讐のために、レオンから殺し屋のスキルを学ぼうとする。
レオンは、マチルダを自分と同じような殺し屋にすることを最初はためらったが、マチルダの決死の覚悟や飲み込みの早さなどを見込んで、徐々に自分のスキルを伝授しようとする。
奇妙な同居生活を始めた二人は、やがて互いに心の安らぎを見出すようになり、複雑な感情と信頼を抱いていくのであった…。
そんな中、マチルダはスタンスフィールドに復讐するために、敵のアジトである麻薬取締局に侵入するものの、スタンスフィールドに捕まってしまう。
しかし、レオンはマチルダの置手紙により、復讐することを知り、麻薬取締局に攻め込み、拘束されていたマチルダを取り返し、一味の内2人を殺害するのであった。
スタンスフィールドは、一味の内2人を殺害されたことを知り、トニー配下の殺し屋が仲間の捜査官を殺害しているのだと目星を付け、レオンの居場所を聞き出す。
そして、次の日の朝、スタンスフィールドは、マチルダを人質にし、警察の全部隊を動員してレオンの住むアパートを包囲、突入させる。
しかし、相手は最強の相手、レオン。一筋縄ではいかなかった。
レオンはマチルダさえ生きてほしい、とマチルダを救出し、マチルダは「一緒に逃げよう」と言うが、
レオンは、負傷した突入部隊員に扮し脱出を試みるも、最後の最後でスタンスフィールドに正体がバレてしまい、射たれてしまう。
ところが、レオンは最後の力を振り絞り、身に着けていた手榴弾のピンを抜き、スタンスフィールドを道連れにレオンは爆死する。
マチルダは、トニーに殺し屋の修行をさせて欲しいと頼むが、断られる。
レオンの遺産は彼の意志により、トニーが管理して少しずつ”お小遣い”として、マチルダに渡されることになる。
マチルダは学校の寄宿舎に戻り、レオンの形見となった観葉植物を学校の庭に植えるのであった……。
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以上、レオン(完全版)の内容ネタバレでした。
レオン(完全版)内容のネタバレ
次に完全版とオリジナル版の違いについてまとめてみました。
完全版は、別名『ディレクターズ・カット版』とも呼ばれていて、22分間の未公開シーンを加えられています。
(どちらかといえば、完全版の方がオリジナルっぽいです)
内容としては、レオンの過去、マチルダの暗殺の練習が具体的に描かれています。
なぜ、オリジナル版ではこれらのシーンがカットされたのかというと、
幼い少女が暗殺の訓練をしたり、大人の男性と愛の言葉を交すシーンが「刺激的すぎる」という、否定的な声が大きかったため、と言われています。
実際に、完全版の方を観ましたが、確かにかなり挑戦的で、刺激的な内容だな、と感じました。
観る人によっては不快になりそうなシーンが多かった気もします。
(特にレオンとマチルダの愛を育むシーンは)
では、感想の方へ参ります。
レオン(完全版)感想まとめ
何と言っても、マチルダ演じるナタリーポートマンの演技が素晴らしい。
当時、まだ13歳の少女ですが、大人顔負けの演技力で他を圧倒しています。
個人的に好きなシーンが、マチルダが自分の家族が殺害されたのを素早く察し、敵に背を向け涙ながらにレオンに助けを求めるシーン。
そして、その様子を見て、戸惑いながらもマチルダを救出するレオン。
マチルダには絶対生きてほしい、レオンがどうにかして救ってほしいと、思わず願ってしまいました。
自分のベストシーンですね。
キャスト、演出、脚本、音楽どれをとっても最高傑作。
20年以上前の作品ですが、今も色褪せない名作でした。

▼ネット上の感想
映画レオン名作すぎない?誰かと語りてえ
— ちんぎす (@gisugisuhanhan) February 7, 2019
「レオン」っていう映画面白いですか?
けっこう昔のらしい先生が好きな映画らしいんですよ— ♰kaivon♰ (@kk_Zzz9) January 30, 2019
【映画】レオン
殺し屋に助けられ、殺し屋になろうとする少女と殺し屋の話おすすめ。見てほしい。 pic.twitter.com/EsIlYvHnJ4
— 読書家もどき【映画小説アニメの紹介】 (@DOKUSHOw) February 10, 2019
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