松橋事件の国選弁護人の名前や真犯人の正体は?証拠を隠した警察官は?

 

日本の冤罪事件の中でも史上最悪と呼ばれる、松橋事件。

2月18日放送の『1番だけが知っている緊急放送!』で、その松橋事件について取り上げられることが分かりました。

 

そもそも、この松橋事件とはどんな事件なのか。事件の概要を整理してみました。

 

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松橋事件の概要

 

事件の概要を簡潔にまとめると、以下の通りです。

 

  1. 熊本県松橋町で殺人事件があった
  2. 知人男性・宮田さんが逮捕された
  3. 無実を訴えたが、警察の執拗な事情聴取に耐え切れず、自白
  4. 弁護士を雇う金がなく、国が選んだ弁護人が派遣される
  5. この弁護士によって、最高裁判所までもつれ込む
  6. 最高裁の判断で無罪を勝ち取る

 

▼松橋事件の詳しい概要

 

1985年1月8日、熊本県松橋町(現在は宇城市)で59歳の男性が遺体で発見されました。

逮捕されたのは男性の知人男性。

被害者に恨みを持っている者として、犯行が疑われたのが知人である宮田浩喜さん(当時51歳)

警察が宮田さんを疑った理由は事件の3日前に宴会の席で被害者と口論となったという証言からでした。

 

宮田さんは無実を訴えたが早朝から深夜まで、”合計63時間”の事情聴取に耐えかね、犯行を認めてしまい逮捕されます。

裁判で身の潔白を証明したい考えはあったが弁護士を雇う金もなく、『国が選んだ弁護人(国選弁護人)』が派遣され…

 

この弁護士も問題がある人物だった、という…。

 

私選弁護人を雇えなかったため、嘘の自白をせざるを得ない状況に追い込まれます。

 

「シャツの左袖を破って小刀に巻き付けて首を刺し、布切れは風呂のたき口で燃やした」

 

この自白によって、自白の信用性を認めて有罪としました。

その後の裁判で犯行を全面的に否認をしたが、一度の自白が決めてとなり実刑判決を受けます。

 

この弁護士が、殺人を自白した以上、無罪で争うのは無理、否認なら弁護出来ないと宮田さんを突き放しました。

 

福岡高等裁判所では控訴は棄却され、最高裁判所で最後の裁判が行われることになった。

宮田さんはここで無罪を勝ち取れなければ生涯、殺人犯とされる…。

 

が、弁護士を雇う事も国選弁護人も同じような人物だとしたらと一環の終わりという状態。

そして、派遣された弁護士は齊藤誠さん

齊藤弁護士は庶民の味方になりたいと弁護士になり、女性の労働問題などキャリア40年の人情派弁護士として知られていました。

 

そして、33年が経過した、2018年10月10日。

最高裁は検察側の特別抗告を棄却し、再審開始。

つまり、この事件の裁判のやり直しを決定しました。

 

「凶器の小刀に巻き付け、犯行後に燃やした」という宮田さんの供述。

何と、布片を検察側が保管していたことが判明します。

小刀と遺体の傷口が合わないとした鑑定結果もありました。

 

しかも、逮捕された男性は捜査の”重大な過ち”によって、逮捕されたことも明らかになりました。

それは意図的な証拠隠しで、

この事件の捜査に関わっていたのが過去に問題を起こしていた、”いわくつきの2人の警官”だった、ということも。

 

この松橋事件、多くの謎がありますが、

 

  • なぜ警察は自白をさせようとしたのか
  • 国選弁護士とは一体誰なのか
  • いわくつきの警官2名とは
  • 真犯人は一体誰だったのか

 

中でも、これらの点は不思議で仕方がありません。

 

なぜ警察は自白をさせようとしたのか

 

そもそも、なぜ警察は宮田さんを無理矢理、自白させようとしたのか。

それは物的証拠がなかったから、だと言われています。(凶器には被害者の血痕はなかった)

また、目撃者もいなかったというのもあります。

 

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いわくつきの警官2名とは

 

事件に深く関連しているこの”いわくつきの警官2名”の正体も非常に気になります。

コチラもまだ根拠のある情報がありませんので、情報提供をよろしくお願いします!

 

 

松橋事件の国選弁護人の名前は?

 

リサーチしてみましたが、

宮田浩喜さんを最初に担当した国際弁護人の名前自体は明らかになっていませんでした。

 

前述した齊藤誠弁護士は、宮田浩喜さんを”救った”弁護士の方なのでお間違いのないように!

 

 

松橋事件の真犯人は一体誰なのか?

 

そして、真犯人とは一体誰なのか。

証拠を隠した、いわくつきの2人の警官が何かこの事件に関わっているのではないか、という意見もありましたが、あくまでも予想。

 

※追記

宮田さんが真犯人と睨んでいた人物がいました。

しかし、その人物はすでに亡くなっていました。

なので、その人物が真犯人がどうかという真相は闇のままです。

 

この事件は一体、いつ明らかになるのか。

早急な事件の解決を望む一方で、今後二度と宮田浩喜さんのような被害者が出ないことを祈っております。

 

 

 

 

▼ネット上の反応

 

 

 

 

 

 

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