山田孝之さん主演の映画『闇金ウシジマくん(Part1)』が2012年に公開されました。
そこで、映画『闇金ウシジマくん(Part1)』の内容と感想をまとめてみたいと思います。
内容はネタバレになるので、まだ見ていない人はご注意ください。
【映画 闇金ウシジマくんPart1】ネタバレと感想
公開年:2012年
キャスト:山田孝之、林遣都、大島優子、崎本大海、やべきょうすけ など
主題歌: Superfly「The Bird Without Wings」
興行収入:4億円
真鍋昌平さん原作漫画の実写映画『闇金ウシジマくん』のPart1が2012年に公開されました。
原作で言えば、『ギャル汚くん』(4~5巻)および『出会いカフェくん』(13巻)のエピソードが元となっています。
では、『闇金ウシジマくん』のPart1の内容の方に入ります。
(まだ見ていない方はネタバレになるので、ご注意を!)
【映画 闇金ウシジマくんPart1】内容のネタバレ
未來(大島優子)は母の借金のせいで、カウカウ・ファイナンスを営む丑嶋(山田孝之)の容赦ない取り立てに追われていた。
一方、イケメンダンサー集団、『イケメンゴレンジャイ』を集めたイベントを企画している、未來の幼馴染の純(林遣都)らバンプスは、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げていた。
純は丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことになる…。
しかし、このままでは終われない……と純は丑嶋に復讐することを計画する。
ある日、未來の母が未來に「お母さんと3Pしてほしい」と頼まれる。
そうすればすぐにでも大金が手に入る、というのだ。
未來は完全に引いていた。「絶対にイヤだ」と。
そして、母と距離を取るためにネットカフェに寝泊まりするようになる。
未來の高校時代の友達に誘われ、出会いカフェで働くようになった彼女。
しかし、「身体は売りたくない」その思いはブレないでいたため、お客さんと寝ることはなく、お金を稼いでいた。
その様子を見たウシジマは「あいつは身体は売ってないが、心は少しずつ削られている」と語った。
一方、イベントのためにお金が必要な純はどうにかしてお金を手に入れなければならないとあらゆる手を使っていた。
その時、思いついたのがウシジマら闇金業者を騙して、お金を稼ぐ(盗む)という方法だ。
ウシジマは純に見事にハメられてしまい、警察に逮捕されてしまう……。
ウシジマは、このまま逮捕されてしまっては事務所がヤバイ…、と担当の弁護士を通じて柄崎に事務所を一時避難させる。
柄崎らにその黒幕の正体、その犯行の手口を突き止めるように命令する。
そして判明したのは、純は知り合いの女を4人使って、ウシジマに脅されたと警察にチクっていた、ということ。
その女4人は被害届を取り下げたものの、肝心の純がどこにいるか分からない。
柄崎、高田はもちろんブチ切れていたが、それよりも先にウシジマ社長をシャバに戻さなければならない。
だから不本意ながらも純に言い値でお金を渡し、被害届を取り下げてもらうように説得する。
結果、被害届を取り下げてもらうことに成功し、ウシジマは無事、シャバに戻ることになった。
一方、純は純で大きなトラブルに巻き込まれていた。
純の仲間であるナオヤが”肉蝮”という厄介な相手に捕まっていたのだ。
この肉蝮という男、かなりケンカが強く、しかもかなり評判の悪い男。
何をやらかすか分からない不気味な男だった。
その肉蝮にナオヤは捕まってしまったため、そもそもイベントが出来ない。
純はナオヤを救おうとするが、100万円払え、と命令される。
純は「そんな金はない」と最初言い切ったが、イベントのためと100万円を肉蝮に払ってナオヤは解放される。
しかも、一難去ってまた一難。
次はバンプスのケツ持ちをしている石塚に「今度のイベントの売り上げの半分を俺によこせ」とめちゃくちゃなことを要求される。
しかし、石塚には逆らえない純は、ただただ困り果てていた。
そんな中、また悪夢がやってきた。
肉蝮がまた純に脅して、100万円を渡せと要求する。今度は実家がヤバいぞ、と。
もう頼る相手がいない…
最終手段として、純は幼馴染の未來に100万円を貸して欲しいと頼むと未來は「1ヶ月くらい時間あれば払える」という。
しかし、純は「それじゃ遅い」とバッサリ。
挙げ句の果てには、「売り(売春)やれば?」と冷たく言い放ってしまう。
未來は純のために親身になったのに、裏切られたような気分で、ひどくショックを受け、その場を立ち去った。
純は未來にも見捨てられ、絶体絶命のままイベントを開催するのであった。
<イベント当日>
無事にイベントが開催され、純はどうにかして逃げ切る、そう心に誓った。
しかし、ネッシーというウシジマを逮捕するという策を考えた純の仲間が金をせびってきた。
「絶対渡すか…」
そう心の中で思いながら、お金を持って逃げようとする。
が、逃げきれる訳もなく、目の前にはあのウシジマがいた。
怯える純にウシジマはこう言った。
「お金を返済しろ」
ウシジマ曰く、お前はトータルで930万円の借金がある、と。(これも結構めちゃくちゃw)
そんな中、純はある男を見つける。
バンプスのケツ持ちをしている石塚だった。
(「そうだ、石塚とコイツ(ウシジマ)をぶつければいいんだ…」)
しかし一方で、石塚は地元で有名な闇金(しかもケンカ強い)のウシジマを見てかなりビビっていた。
その場から立ち去ろうとした、その時、
「石塚さん!!!!!」
純に声をかけられ、心の中で「クソっ…」と。
思い切って石塚はウシジマに声をかけたが、ウシジマは完全に無視。
結局、そそくさと帰る石塚だった。
「売り上げを取りに行くぞ」
ウシジマに捕まった純はもう絶体絶命だった。売り上げを全部持っていかれる、そう確信した時…
「に、肉蝮!?」
何とその目の前には偶然、肉蝮がいた。
ウシジマと肉蝮はバッチリ目が合い、肉蝮は包丁でウシジマを襲うが、ウシジマは交わす。
しばらく二人の息が詰まりそうな殺し合いが続くが、ウシジマは高田を使って肉蝮を車ではねることに成功する。
その後、肉蝮を半殺しにした後、ウシジマは柄崎、高田を連れて、純を富士の樹海へ。
純は最初は冗談だろと言っていたが、3人は本気だ、となってからはただただ助けて、と懇願していた。
ウシジマは言った。
「最後にチャンスをやる。携帯の中から3人、借金を払ってくれる保証人を見つけたら助けてやる」
純は一人目に仲間のネッシーに連絡を取ったが、ネッシーはすでに高田にボコボコにされていたため、連絡がつかない。
次に、ナオヤを選んだが、ナオヤはイベント打ち上げで盛り上がっていたため、連絡を無視。
そして、最後の3人目、選んだのは実家の母。
しかし実家の母は純だと気づいた途端、連絡を無視をした。
「全て終わった…」と落胆していた、その時、連絡が。
その電話の相手は未來だった。
未來に借金のことを話そうとした瞬間、未來はこう言った。
「私、純を見てお金の怖さを知ったの。身体は売ってなくても、自分の心を売ってしまっていた。だから、もう1回やり直してみる…」
「・・・」
純は、未來にお金の相談をしようとしたが、「ありがとう」とだけ例を言って電話を切った。
富士の樹海でただただ木に縛られ赤ワインをかけられ、立ちすくんでいたのだった…。(その後はおそらく……)
後日、未來は新しくファミレスのバイトを始めていた。
未來からお金を回収したウシジマはこう言った。
「元金を母から回収したから、これで利息は最後だ」
時給780円のバイトだったが、団地の実家に戻った未來は弟を抱きしめ、新たに人生をスタートさせるのであった…。
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ここで、映画が終了です。(いや〜長かった〜)
さて、感想の方をまとめてみました。
【映画 闇金ウシジマくんPart1】実際に観た感想
実際にこの映画を観ましたが、実に面白い!
どっちが犯罪でどっちが正しいのか分からなくなるような、考えさせられるシーンもあり、さすがとしか言いようがない。
山田孝之さん演じるウシジマと新井浩文さん演じる肉蝮の決闘シーンの裏で行われていたクラブでのダンスシーンは、まさにどっちが表で裏なのか考えさせられるシーンでした。
原作が安定した面白さだったので、これを忠実に再現出来るのか…、と少々不安でしたが、最高のクオリティでした。
ストーリーや演出も良かったのですが、特に山田孝之さん、林遣都さんの演技は鬼気迫るものがありました。
個人的には、第1作にして最高傑作です。他の3作品も良いのですが、映画版はこれが一番です。
▼ネット上の感想まとめ
原作漫画が好きでずっと読んでますが、実写化しても原作のイメージそのままの良作品だと思います。
激しいシーンもある中で、登場人物の背景にある葛藤や苦しみが伝わってきます。
何回観ても面白いし、脇役の男性が全員キモイ。
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